オランダでMBA卒業後現地採用されて会社員してみた

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オランダで家主と不動産トラブルにあってみた①(退去時デポジット編)

さて、別記事でも書きましたが、スイカはオランダ在住8年目、10回以上引っ越ししたツワモノ(?)です

 

今回は家主側とトラブルになった場合とその対処法について書きたいと思います。

ただ、対処法っていっても、家主が聞き分けの悪い場合は、最終的には弁護士にお願いするってことになるんで、費用の面から泣き寝入りするパターンが多いと思います。費用があまりにも高額な場合と、あと弁護士からの勧告の手紙を受け取っただけで家主側が折れるケースも多々ありますので、その場合は60ユーロくらいで済みますし、試す価値はあるかと思います。法律費用の保険もあるようですので、駐在の方とか資金に余裕のある方は検討してもいいかとは思います。

 

ただ、10回以上引っ越した中で、ほとんどはすごくいい家主さんだったので、そこは誤解のないように書いておきますね。

今回は2回ほど、トラブルになった案件とどう対処したかについて、使ったウエブサイトなど紹介したいと思います。

 

 

①3年半住んだアムステルダムのスタジオ

 

ここでのトラブルは正直想定外でした。家主は40代のオランダ人夫婦で、縦長の5階建ての家を所有しており、そこを階毎にスタジオ化して貸し出しておりました。最終的には奥さんの方が、かなりがめついタイプでした。スイカの住んでいたときは、1階を貸出、2階と3階は家主夫婦と子供2人、4階にスイカが住んでいるスタジオ、5階も貸出という状況でした。長く住んでおりましたので、家主家族ともほどよい距離感で、たまーにご飯を食べたりしてました。日本からたくさんお土産も渡してました。(ただし一度もお返しをいただいたことはない。これはオランダ人、ヨーロッパ人あるあるで、もらいっぱなしでお返しという概念は一切ないです。だから特にオランダ人に何か渡すときはそこを割り切ってくださいね。無礼とか、失礼とか、概念自体オランダには存在してないようです)

 

だた、少し気になったのは、奥さんの方にスーツケースを貸してほしいといわれて、壊れて戻ってきたのに謝罪や弁償が一切なかったことがありました。古いスーツケースでしたので、仕方ないかなとは思いましたが、普通は考えられないですよね。オランダ人の友人に確認したら、半分くらいの人はそういう反応だと思う、といわれたのでその時は納得してましたが。。

 

で、そのアパートを出るときに、デポジットが一カ月分あったのですが(1250ユーロくらい)何の相談もなしに、勝手に700ユーロ引かれて戻ってきました。内訳はメールでついていて、10年以上使っているビルトインタイプの電気コンロの故障(これは住んでいるときに故障して新しい電気コンロを家主が購入した)分200ユーロと、後はスイカがお風呂の排水管を掃除するときに使用した洗剤が、お風呂の排水管にダメージを与えるタイプで、排水管にダメージを与えたとのことで、その分が300ユーロほどです。これは通常わからなそうなものなのですが、スイカがこの洗剤を次のアパートで使うことはないだろうと引っ越しする際にもっていかなかったので、その洗剤が残されたのを見て、クレームを付けられました。その他雑費で、この雑費は主に退去時のクリーニング代で、スイカが負担することを合意したので特に問題はありませんでした。つまり500ユーロ分が勝手に引かれていたという計算になります。

 

オランダで家主と不動産トラブルにあってみた②(退去時デポジット編)へ続く